École de vélo(エコール ド ヴェロ)を直訳すれば「自転車学校」ですが、実際の意味としては【12歳までの年齢カテゴリの活動】を指します。
6歳以下の【Pré-licencié】7〜8歳【Poussin】 9〜10歳【Pupille】11〜12歳【Benjamin】、 以上をひっくるめたエントリークラスのカテゴリ呼称が【École de vélo】となります。
ここで全ての基本となる基礎技術を学ぶのですが、大事なのはやはり楽しむ事ですね。
と、いうわけで、自転車先進国では当たり前の『若手育成システム最初の一歩』、そのフランス版が École de vélo (エコール ド ヴェロ) なんですね。
どんなスポーツでも、基本が大事なのは変わりません。現在活躍しているフランスのプロ選手達も、まず最初はこのシステムで基礎技術やレースのセオリーなど、必要な事をしっかりと学んできたのでしょう。
日本版『エコール ド ヴェロ』は全年層向けです!
残念ながら我が国では、こういった育成システムを推進している地域やチームはまだ珍しく、「乗りながら覚えていく」が主流という現状。
クルマやバイクと違って教習所も無いため、知らない事や常識、間違って覚えている内容が有るのは仕方無い事ですが、スピードが出るロードバイクにおいて、その「知らないという事」のリスクは計り知れません。
そこで、バイクスクールを企画するにあたって、名前は『エコールドヴェロ』にあやかりながらも、あえて年齢層も熟練度も限定せず、全てのサイクリスト・市民レーサーを対象としています。
本家École de véloのように楽しみながら操作技術を磨き、トレイン(集団走行)などバイシクルスポーツ独自のセオリーを知り、そして効率の良いフィジカルトレーニングで身体を労りながら楽しく鍛える。